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2009年11月12日 (木)

腹の虫

Img_4882 かなり久しぶりのブログ書き込みです。ここしばらく学会出張やら会のお世話やらで、出かけることが多かったのですが、先日、出かけた鍼灸関連の学会の展示場で本屋さんの店頭に同窓生のS先生がいた。彼は本好きが高じて時々本屋さんを手伝っているのだが、そこで「ハラノムシ」という変な本を買った。戦国時代に出版された『鍼聞書』という書物で九州国立博物館に収蔵されている書物を編纂したもので、これまた同窓生の長野仁先生が解説を書かれている。内容は病気の原因を全部虫のせいにしてあり、その虫のイラストが描かれているというもの。この手の日本の医学系の古書の発掘と研究に関しては長野先生の右に出る方はいない。ちなみにこの本に出てくる虫は古人が本当に実在していると考えていたもので、「腰抜けの虫」「肺虫」「腎臓のひげ虫」さらには「大酒の虫」などというものまである。驚くべきことにその本の中に出ているフィギュァまで発売されている。東洋医学が世の中に認知されるようになったなぁと思う今日この頃であるが、ここまでマニアックになるとちょっとびっくりした。本は待合室においておきますので、ご来院の際に手にとってみてください。

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